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zoom RSS 「もしも明日が晴れならば」についてAあらすじその他編

<<   作成日時 : 2007/11/11 23:02   >>

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 前回は前フリだけで終わってしまったので、今回は心を入れ替えちゃんと内容を紹介していこうと思います。
 一応、致命的なネタバレはなしでいくつもりですが、気になる方はスルー推奨。


Aどんな話なの?
 主人公、鳩羽一樹と野乃崎明穂は幼馴染み。互いに好意を抱いていた2人は、高校3年の夏休みの直前、想いを打ち明けて晴れて恋人同士になる。
 しかし、それから間もなく明穂は突然の病でこの世を去ってしまう。大切な人を喪った悲しみに打ちひしがれる一樹。
 やがて四十九日が過ぎ、新学期が始まる頃。一樹の前に姿を現したのは、死んだ筈の明穂の幽霊だった……

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 というのがプロローグで、これ以降は主人公と幽霊少女というちょっと変わったカップルを中心に話は進んでいきます。
 お話は笑いあり涙あり。所謂バカゲーではないので大爆笑というのはないですが、魅力的なキャラクターたちの掛け合いや、地味に小ネタを繰り出してくるところは楽しいです。

 その一方で、幽霊である明穂はいつかは成仏して一樹と別れなければならないという設定上、シリアスな展開になっていきますが、最後はきっちりと感動させてくれます。後半はどのルートに入ってもハンカチまたはタオルが必須でしょう。

 「死んだ○○が幽霊になって――」という話は昔から結構あるので、そういう意味ではお話にあまり新味はないと言ってもいいです。そのため、ゲームに斬新な設定や独創的なストーリーを求める人にはあまり向かない作品かもしれません。でも、古今東西、感動的なお話や泣けるお話というのは、ストーリー自体はベタすぎるほどベタなものです。


Bどんな人が出てくるの?
 脇役の1人1人に至まで魅力的なもしらばですが、僕のいちばんのお気に入りは、やっぱり何といっても明穂ですね。

野乃崎明穂(CV 西田こむぎ)

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 本作のメインヒロイン。可愛いです。可愛すぎます。ここまでツボにはまったヒロインはいないと言ってもいいほどです。幽霊なんですけどそんなの彼女の魅力の前では些細な問題に過ぎません。

 明るく元気な性格で、死んで幽霊になってからもそれは変わっていません。根本的にはシリアスな話の中で、彼女のそうした明るさがどれだけ救いになっていることか。

 容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群、加えて人柄もよく、生前は誰もが認める優等生。でも主人公の前では意外とドジっ子だったり抜けてたり、意地悪だったり我が儘言ったり、かと思えばしおらしくなったり甘えてみせたりします。おまけに家族同然の同居人で幼馴染みで長いこと相思相愛の恋人同士という、ある意味最強の属性を持ったヒロインと言えます。CVが僕のご贔屓の西田こむぎさんというのもポイントが高かった。とにかく、最初から最後まで明穂を見ているだけで幸せでした。

野乃崎つばさ(CV みる) 

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 サブヒロイン。というか明穂を表のヒロインとするなら裏のヒロインと言ってもいいでしょう。明穂の妹。姉があまりにも完璧超人なためいろいろと苦労の多い子です。がんばり屋さんなんですが、努力があまり実らないというのも不遇です。自分のルートでは、いろんな壁を乗り越えて幸せを手にすることができましたが。
 たまに黒くなります。黒くなるとちょっと怖いです。

千早(CV まきいづみ)

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 サブヒロイン。謎の和服少女。その正体は○○だった――って、白々しいですね。プロローグで登場した時点で怪しさ大爆発です。いろいろと物語のカギを握っている子です。これ以上言うとネタバレになってしまうのでここまでにしておきます。

湊川珠美(CV AYA)

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 サブヒロイン。つばさの親友。家は神社で、巫女さんをやっています。拝み屋というか退魔師もやっています。何かというと日本刀を振り回します(笑 関西弁を操り、「ウチは冷静や」が口癖ですが、そう言ってる時は大抵頭に血が昇っているので注意が必要です(笑

鳩羽一樹
 主人公です。巷ではヘタレとかダメ主人公とか散々な言われようです。まあ、実際その通りなんですけど(酷 でも僕は、そのヘタレなところも含めて、一生懸命なところはすごく共感できました。皮肉抜きで、明穂が好きになるのも分かる気がします。もしらばの主人公はやっぱり彼でなければと思います。いやマジで。

 あと、人気はあるけどとっても扱いの悪い可愛そうな子が1人いますが、それは本編で確認してください(ごめんねイインチョー)。

Cで、ぶっちゃけどうなの?
 この作品は全6章で構成され、うち第1〜第5章が共通ルート、第6章で個別ルートに入るようになってます。こんな感じですね。

  第1章「GHOST」(←章題です。以下同じ)
  第2章「鬼姫」
  第3章「翼を広げて」
  第4章「バースデイ」
  第4.5章「とある週末」
  第5章「DANCE WITH THE LOVERS」
  第6章 個別ルート
   明穂ルート「赤い糸」
   つばさルート「AS YOU LIKE」
   千早ルート「贖罪」
   珠美ルート「MY DUTY」


 以下、決定的なネタバレにならない程度に簡単に感想を書いておきます。初めに断っておきますが、内容的にかな〜り明穂に偏った感想になっていると思うので、他のヒロインがお気に入りという人は気を悪くしないでくださいね。


・第1章
 明穂メインのお話。明穂の死から再会、その後のひと波乱という感じです。うーん、ネタを割らないで感想書くのは難しいなあ。とにかく、明穂あってのゲームなので、最初から明穂の魅力全開です。逆に言うと、「こいつうざい」と思った人は残念ながら最後までこの作品は楽しめないでしょう。

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 うまいな、と思ったのは幽霊となった明穂といきなり再会させなかったこと。幻影のように時折現れる明穂の姿、点けっぱなしのテレビ、誰かの気配、と少しずつ小出しにしながら次第に一樹が明穂の存在を確信せざるを得ない状況にもっていくシナリオの段取りには感心しました。そういうところを手抜きをせずに描いているからこそ、ついに再会する場面では、明穂と一樹の想いが伝わってきてジーンとさせられます。

 それと音楽。第1章にかぎりませんが、この作品はBGMや挿入歌の使い方がとても上手です。特にこの章の山場で流れる「雛鳥」という歌。歌を流すタイミング、演出、声優(こむぎさん)の演技。完璧です。

 あとこの作品は、1つの章が終わるとその後に次回予告があります。予告の中での各キャラの掛け合いも楽しいです。


・第2章
 千早がメインですが、明穂も話に密接にからんできます。日常パートでいろいろと伏線が張ってあるので要注意です。

 主人公の一樹はヘタレな割に女の子によくモテます。でまたこいつが明穂という恋人がいながら、他の女の子の好意を無下に断れない優柔不断野郎なので、明穂としては気が気ではありません。この章でも千早の一樹に対する想いに早くから気づいてヤキモチ焼いたりします。
 
 明穂は決して完全無欠な聖人君子ではなく、そんな弱い部分や嫌な部分もいっぱい持っています。でもそこから目をそらしたりごまかしたり、逆にそれが原因で自己否定したりしないで、自分自身を肯定的に受け入れることができるのが、彼女の強さだと思います。

 話の骨子はかなりヘビーでシリアスなものですが、明穂の優しさと前向きな生き方がそれを救っているのがいいですね。


・第3章
 つばさメインです。というより野乃崎姉妹の話です。↑と同様、ここでも一樹がハッキリした態度をとれないことが事態を面倒にしています。実は結構ドロドロした話。一歩間違えたら本当に昼の連ドラのような展開になっていたかも。

 さすがの明穂も、今回、あることが原因でかなり落ち込んでしまいます。誰が決定的に悪いわけでもないのに、ちょっとしたボタンのかけ違いからこじれてしまった人間関係。それに対して明穂、つばさ、一樹がそれぞれどういう答を出していくかが見所といえます。

 あと、本筋とはあまり関係ないですが、一樹のために何かしてあげたいと一念発起した明穂がある特訓をします。その成果がでたときの明穂の勝利宣言は必見、いや必聴です。こむぎさん絶好調。


・第4章
 珠美メイン。巷では「もしらば中いちばん泣ける」と評判のいい第4章ですが、すみません。個人的には今一つなんですよね。理由は簡単。後半明穂の影が薄くなっているから(比喩的な意味だけでなく本当に薄くなったりもしますが)。まあ確かにこの展開では他にしようがなかったのは分かってるんですけどね。

 それと公平を期すために言っておくと、クライマックスではちょっと泣きました。感動はします。でも明穂がなあ(←我が儘すぎ)。

 そんなわけで本筋より日常イベントの方が楽しかった章です。途中の買い物の選択肢では迷わず明穂を選びましょう。


・第4.5章
 実は18禁の美少女ゲームでありながら、第4章までは所謂エロイベントが一つもありません(精々キス止まり)。だからというワケではないのでしょうが(いや、他に理由は考えられない)、結構えっちな話です。

 章題から分かるように番外編的な話なのも頷けます。一樹何気に鬼畜です。最低なやつです。当然、ラストはそれなりの制裁を受けます

 詳しく感想を書くと18歳未満お断りの世界に入ってしまうので割愛しますが、この章は、それまでの選択肢で誰を選んだかによって、終わり方が若干変わってきます。個人的には珠美バージョンの終わり方がいちばん面白かったです。最後の一樹の独白(というかボヤキ。ここは共通)にいちばん自然につながる結末でした。

 ここでも明穂役の西田こむぎさんの声の演技は光っていて、一樹に向かって「変態」と言う時の口調なんかもう最高です。


・第5章
 文化祭の話で、一応明穂メインと言えます。一応、とついているのは、第4.5章同様、それまでの選択肢によって、ラストが変わってくるからです。変わって、そして第6章の個別ルートに分岐するというわけです。

 相変わらず明るく元気な幽霊少女の明穂ですが、このあたりから少しずつ変化が見られます。内面的にも状況的にも。それは一樹との恋人関係にも影響を与えずにはいられません。
 詳しく言うとネタバレになってしまうのですが、「文化祭」というのがヒントの1つです。それと馬鹿話だった前章の最後の方で、一樹が独白の中で何気なく言った言葉が実は重要な伏線だったりします。油断ができませんね。

 う〜ん。この章については語りたいことはたくさんあるんですが、全部ネタバレに引っ掛かっちゃうんですよね。そのうちネタバレ御免の感想を書きますので詳しくはそこで。

 2つだけ言わせてください。この章のある選択肢を選ぶと、個別ルートに入らない別エンドを迎えることになります(BADエンドではないのでご安心を)。

 もう1つ。僕はコスプレには何の思い入れもないですが、それでも明穂には例のコスプレをさせてあげたかった。彼女だってあの服を着たかっただろうに。




 簡易感想のはずが結構長くなってしまいました(←章ごとの感想なんか書くからだ)。この後の個別ルートの感想はもっと長くなりそうな気がするし、当たり障りのない範囲で少しネタを割らないと書くのが難しそうなので、こちらはまた後日に回したいと思います。というわけで今日はこの辺で。長ったらしい文章にお付き合い頂きありがとうございました。ではでは〜〜。




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