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zoom RSS 「さくラッセ」ゆー姉√終了

<<   作成日時 : 2008/02/03 20:03   >>

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 こんばんは。ゆー姉√どうにか終わりました。miyaという者です。

 仕事が忙しくて2時間くらいしかプレイ時間が確保できない+「モノごころ、モノむすめ」と同時並行ということで、カタツムリ並のスピードでプレイしました――と思ってたんですが、さっき備忘録(blogのじゃなくて個人的な日記の方)見たら、「もしらば」明穂√終わらせるのに2週間以上かかってる!? まあルートの長さも違うし、あのときは「明穂〜、あきほ〜」とそれこそ舐めるようにじっくりと明穂を愛でながらやってたからなんだけど、1人攻略に1週間というのが自分の中では割と早い方だというのは正直悲しいです。ぅう…巷ではみんなどんどんフルコンプしてまとめの感想とか書いてるってのに……たぶん、このペースだと、最後に予定してるマリー√終了するのは月末になりそう(泣

 あ、でも! 考えようによっちゃ、それだけ長くマリーや晴美たちとつきあえるってことですね。うん、そう考えるとそれはそれでいいかも(←立ち直りの早いヤツ



 で、ゆー姉√の感想ですが、簡単に言うと
@ゆー姉可愛いよゆー姉!
ANYAON氏相変わらすシナリオ上手すぎ。
Bマリー、なんていい子なんだ君は♪
Cえ、Hだからイベントシーン評価してるわけじゃないんだからねっ!

という感じです(←どーゆう感じだ、それは!?)。以下、それぞれについて少しだけ長めに。


@攻略は好きな娘からが原則のmiyaですが、今回あえて順番を変え、お目当てのマリーをラストに持ってきていることからもわかるように、プレイ前はヒロインズ4人の中で一番攻略モチベーションが低かったのがゆー姉でした(ごめんねゆー姉。謝るから再教育はなしの方向で)。今さら耳タコだと思いますが、miyaは明穂原理主義者と言ってもいいくらいの明穂大好き人間なので、基本的にゲームのヒロインはどうしても明穂と比較して見てしまうクセがあるわけです。で、明穂というフィルターを通して見たときに、どうもインパクトがないなという感想を持ってしまったんですよね(かりんなんてそーゆう意味ではインパクトありすぎでしたけど)。

 それがプレイしてみてガラっと印象が変わりました。まずあの恐怖の大王のような晴美限定の家庭内暴君ぶり。口より先に手が出るとよく言いますが、ゆー姉の場合とりあえずボコってから注意するのがデフォルトというのが笑えました。OHPの紹介より数十倍インパクトのあるおねえちゃんでしたね。

画像


 それだけならただのDV姉で終わってしまうんですが、しっかり者で店を支える責任感のある姉、といううわべの下のゆー姉の本当の素顔は、ひどく傷つきやすい繊細な心を持った、臆病すぎるくらい臆病な女の子というギャップがもう最高でしたね。晴美じゃなくても、「オレが支えてやんなきゃ」って気持ちになってしまいます。

画像


 特に個別√に入ってからは、(反転)晴美への想いとさまざまな理由からそれを打ち消そうとする感情のはざまで悩むゆー姉が切なさ全開でした。それだけにラスト、幸せそうな笑顔を見ることができてよかったです。(反転了)そう、プレイしているうちに、印象がどんどんよくなっていったのは、ゆー姉も明穂と同じ、「誰よりも幸せになってほしい女の子」だってことに気づいたからだと思います。


A(義理とはいえ)姉と弟の許されざる恋――描き方次第では重い鬱展開になりかねないシナリオですが、シリアスな部分を適度に交えながらも、爽やかな感動と共にエンディングへと着地させたNYAONシナリオに感心しました。「もしらば」のときもそうでしたが、ほんと、よくあるパターンの定番ストーリーを、変にひねらずシンプルに語りながら、なおかつ飽きさせずに見せることにかけてはこの人の右に出る者はいません。

「もしらば」が「明穂の死⇒再会⇒別れ(涙」を軸にした太いストーリーに沿って進められるのに対し、「さくラッセ」は選択肢でお目当てのキャラを選んだことによって生じるさまざまなエピソードの積み重ねによってお話が語られていきます。
 エピソードの集積という性格上、(他√はまだわかりませんが)ゆー姉√には、例えば「赤い糸」のような劇的な物語性は見られません。晴美とゆー姉の恋が果たして無事に成就するかというのは、当人にとっては大問題でしょうが、「もしらば」のときのようなドラマティックな展開を期待している人には話が少し軽く見えるのも無理はないでしょう。

 では「さくラッセ」(より正確に言えばゆー姉√)は「もしらば」に比べて駄目かというとそんなことはありません。ていうか同じライターの手がけた作品でも、「もしらば」と「さくラッセ」は目指す方向が明確に違うので単純に比べるのがナンセンスなんですけどね。
 許されない2人の恋のゆくえ――そんな、毎日のように放送されてる陳腐なテレビドラマのような話を、陳腐でなく描くために、シナリオにちりばめられた工夫を見ると、やっぱりこの人のシナリオは練りに練られているなあと感心させられてしまいます。

 明るくコミカルなトーンを崩さないように連発されるギャグの数々、OHPで紹介されないのがもったいないような魅力的なサブキャラ群、開き直ったかのようなネタ遊び――

 そうした要素に加え、僕が特に感心したのは一見無造作に提示されただけのように見える伏線やエピソードの扱いです。たとえば、(反転)
ゆー姉が料理がからきし駄目であること。
晴美が1年前、突然学校を中退して家を出たこと。
プロローグでの花見イベント。
晴美とマリーの新作料理作り。
常連客である高橋さんのプロポーズ騒動。
その後のかもめ亭での結婚披露宴。

 (反転了)こういったなにげない伏線やちょっとしたエピソードが、実は本筋と密接に関わっており、クライマックスに向かって収束していくわけです。そうしたシナリオ運びの上手さは見事としかいいようがありません。


Bゆー姉の個別√に入るに際して、実はいちばん気になっていたのが、本来メインヒロインであるはずのマリーが、この後どう描かれるかということでした。晴美とマリーの出会いを描いたプロローグこそマリーが前面に出ていましたが、その後は完全にサブキャラ扱いでこれといった見せ場も与えられなかったので(変身シーン除く)。

画像


 やっぱりね、「もしらば」の明穂をどうしても思い出してしまうんですよ。明穂の場合、自分のルートはともかく、サブヒロインルートではどうしても可哀相な扱いになってしまうわけで。マリーもそんな感じで切ない展開になっちゃうんじゃないかって。

 で、ゆー姉√に関しては(反転)その点は杞憂でした。考えてみれば、サブヒロインルートの明穂が不憫に感じられてしまうのは、物語開始時点で明穂と一樹が相思相愛の恋人同士だったからで。ゆー姉ルートでのマリーは晴美と恋人関係というわけではないので、幸いというか何というか、それほど不憫という感じはしませんでした。サブキャラ扱いで不遇な感じはしましたけどね。(反転了)

 一応、メインヒロインなんだけど、このまま特に活躍もしないで終わっちゃうのかな〜、と思って見てたんですが、さすがNYAON氏。クライマックスでやってくれました。いや〜、本当にこの人、「サブキャラ√におけるメインヒロインの、ここぞというときの見せ場の作り方(花の持たせ方)」が抜群に上手いですね。

(反転)
 クライマックスの、マリーが奇跡を起こすところで僕が興味を持ったのは、この作品における魔法の扱いです。ていうかですね。「さくラッセ」の話を最初に聞いたときに僕がまず思ったのは、「ヒロイン⇒魔女だそうだが、作中で魔法をどのように描くのか」ということでした。「もしらば」で幽霊という設定をご都合主義にならないように効果的に用いたNYAON氏なので、一昔前の魔女っ子アニメのように魔法を問題解決の万能アイテムみたいには描かないだろうとは思っていましたが、実際プレイしてみてその感はますます強くなりました。

 詳しい話をすると長くなるので、それはいずれ「さくラッセ」全体の総括のときにでもするとして、ゆー姉√のクライマックスでの魔法の使い方で感心したのは、マリーはあくまでゆー姉の背中を押しただけで問題の解決自体に魔法は使っていないということです。あのシーン自体は名場面と言っても良いですが、そこから一歩踏み出していくのは当事者にしかできないこと、マリーがそれをよく理解して一線を越えなかったことが嬉しかったです。

(反転了)


 あと、これも全√終わらないと何ともいえないのですが、「さくらシュトラッセ」というタイトルは、このクライマックスにとても合っていたなという印象を持ちました。
 それと、直接マリーとは関係ないですが、マリーの他に早希がクライマックスではおいしい役どころでしたね。


C正直にいいましょう。えっちでした。えろえろでした。
 でもね。
 僕が言いたいのはそーゆうことじゃないの(←言ってんじゃん!!

 「赤い糸」感想でも似たようなこと書きましたが、それが目的の抜きゲーは別として、「もしらば」や「さくラッセ」のような美少女ゲーの場合、「主人公とヒロインがそこでHする必要があるか」ってことに、どうしてもmiyaはこだわってしまいます。「んな小難しいこと考えんでも、えろえろでむちむちでぱふぱふならいいんじゃねーの」とたまーに心の中で悪魔が囁いたりしますが、それでも僕は敢然と誘惑をはねのけて……ええと、何の話でしたっけ?(←いい、もうアンタ何も喋るな……

 無理にHシーンを入れるくらいなら、はじめから非18禁の恋愛ゲームとして作ればいいわけで、18禁の美少女ゲームにするなら、そこに至るまでの流れはちゃんとして欲しいかな、と。これは僕のささやかなこだわりです。

 「赤い糸」感想にも書いたように、明穂と一樹の2人に関しては、あそこでああやって結ばれるのは自然であり必然だったと思います。では「さくラッセ」はどうでしょう。晴美とゆー姉の場合は?

 結論から言うとこれもよかったと思います。えろかったから言ってるんじゃないぞ。(反転)晴美もゆー姉も、それが社会的に不道徳で許されないと知って相手を求めます。それは2人の恋が本気だから。遊びでも、一時の気の迷いでもない、真剣な恋だから。普通の恋人以上に、遊び半分ではできないことだからこそ、2人は、本気で、真剣に互いを求め、結ばれていくのです。(反転了)こういう流れがきちんとできているゆー姉√のイベントシーンを僕は高く評価します。



 

 う〜ん……また長くなっちゃったなあ。実を言うとこれ書くのに昨日から2日がかりだったんですよねえ。プレイ速度も遅いけど書くのも遅いmiyaだったりします。てか、この後3人ヒロインズ残ってるんだけど、毎回こんなに書くのだろうか……


 
 ま、いいか。



 それでは、最後はゆー姉の立ち絵の中でも、僕の一番のお気に入りのポーズで〆させていただきます。


画像

    ↑一樹にお説教してるときの明穂の表情もこんなんだったら面白かったかも


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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
ひとまず…早希さん最高だと!(殴

ゆー姉攻略おつです^^
ゆー姉√は個人的に印象があんまりなのです^^;早希さんばかりに目がいって…(蹴
もっと早希さんの出番を、てかメインヒロインで(カエレw
えせる
URL
2008/02/04 21:00
ゆー姉ルートはインパクトあったなぁ(笑
あの奥の部屋に強制連行のシーンはよかった(ぇ
翡翠
2008/02/05 01:36
コメントレスです
えせるさんへ
早希さんはですねえ、お嬢様だしでも全然そんな感じじゃない気さくな人だし、テンション高いし騒々しいし、最初はホント、「どちらの鶴屋さんですか」って感じだったんですが、最後に場面をさらっていきましたね。うん、FDでは早希√希望。てか早希さんメインヒロインにしたらマリーの立場が…

翡翠さんへ
>強制連行
別名折檻部屋(笑 あの場面は何度見ても笑えます。「アッー!!」とか。
日常のエピソードでのギャグの入れ方、コミカルパートへのもって行き方がよくできたシナリオだと思いました。あと、ギャグとシリアスのバランスなんかも。他のルートも楽しみです。
miya
2008/02/05 20:35
ゆー姉√攻略おつかれさまです♪
ぶっちゃけ姉と言う属性にあまり興味をもっていなかった状態ではじめたこのシナリオでしたが・・・良かったです(涙

>サブキャラ√におけるメインヒロインの
ここ!ここですよ〜 反転部分の「背中・・・」の所! 本当に上手いなぁと・・・なんという明穂かと思い涙してしまったのは事実・・・
ばるでぃっしゅ
2008/02/05 22:09
ばるでぃっしゅさんへ
ゆー姉√、アニメ版「君ある」、「さくラッセ」と同時並行してやってる「モノモノ」と、自分には非常に強い姉属性があることを認めざるを得なくなってきましたw

あのクライマックスはちょっとうるっときましたね。マリーがゆー姉のためにしてあげたこと、そしてゆー姉の晴美への想いに。
miya
2008/02/06 21:27

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