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※一応、今回は15禁くらいかな……。 その夜―― 「はぁ〜〜っ…………」 明穂が淹れてくれたお茶を前に、僕は何十回目になるかわからない溜息を洩らしていた。 もしらばAnotherStory 彼女はたぶん魔法を使う その3 presented by miya ☆10/2(月)〜3(火) 彼女はたぶん馬に蹴られる(承前) 家に帰ってきたときの明穂の機嫌は悪かった。そりゃーもう、鬼のように悪かった。 『あ〜〜〜〜っ!! やだやだやだやだこんな生活もう嫌ぁぁぁ〜〜っ!!』 『こんな生活って、明穂……まだ半日しかたってないでしょ』 『半日だろうと半時だろうと、嫌なものはイヤなの! 私カズちゃんと離れたくないの! 二十四時間ベッタリくっついていたいの! 三十分以上離れてたら欲求不満で死んじゃうのぉぉぉっ!!』 『いや、さすがにそれはないから』 『ぎろっ』 いつものクセでツッコミを入れたら擬音付きで睨まれた。 でもまあ、明穂が駄々をこねる気持ちも分からなくはなかったんだ。 聞けば、学食で美幸先生に拉致されてから、ずっとクラス展示の資料作りをさせられていたのだという。 今年のクラス展示のテーマは確か「姫宮の歴史と風土について」で、地味な内容の割に結構な量の資料を必要とするものだった。 午後の大半を、意に染まぬ奉仕活動、それも資料を読んで原稿にまとめるという単調な作業に費やすことを強要されたのだから、明穂でなくても嫌になってしまうだろう。 「だけどなあ……」 夕食の時の様子を思い出して、僕はもう一度溜息をつく。 演劇部の練習で、つばさの帰りが遅くなるのは朝の時点で分かっていた。だから本来なら、久しぶりに明穂と二人、水入らずの夕食となる筈だったのだが―― 前に大喧嘩して、一週間口を利いてもらえなかったときもかくやというピリピリした雰囲気に、とてもじゃないが甘酸っぱい展開など望むべくもなく、 「……恨むよ、委員長」 愚痴の一つもこぼれようというものだ。 ちなみに、現在の鳩羽家の家族構成は僕、明穂、つばさの三人。それと飼い猫のジゼル。 本来の家長である筈の親父はいない。夏休みに入ってすぐ、長期の海外出張に行ってしまったのだ。帰ってくるのは早くて年末とのこと。 我が親ながら呆れてしまう。いくら家族同然とはいえ年頃の女の子二人と、これまた多感なお年頃の息子を残して半年近くも家を空けたりするか普通? これって僕たちのことを信頼してるというよりは、単に親父の性格が大雑把なだけだと思うのだがどうだろう? もちろん、親父は僕と明穂が恋人同士になったことは承知している。その辺りも含めてどう思ってるのか、出張前にそれとなく熊親父に訊いてみたところ、 『避妊はしとけよ』 ときた。 『俺も早く孫の顔は見たいがな、さすがに明穂が大きなお腹で卒業式に出るのはまずいだろう』 『……妊娠しなきゃいいのかよ』 やっぱりうちの親父は思考が大雑把だ。 まあ、それはそれとして、目下の問題はこの状況をいかに改善するかである。 本当なら明穂と二人、膝を交えてじっくり善後策を練るべきなのだが、夕食のときから不機嫌に沈黙していた彼女は、食事が終わるとさっさと風呂に入りに行ってしまった。 普段から長風呂な明穂のことだ。あと小一時間は出てこないだろう。 それにしても、こんな生活が学園祭まで続くのかと思うと頭が痛い。 特に明穂。初日から、僕が側にいないというだけであの調子だ。このまま放っておいたら、そのうちストレスで参ってしまうか、何かとんでもないことをやらかすかしかねない。どちらも全力で避けたいところである。 とは言え、何か現状の有効な打開策があるかというと―― 「う〜〜ん……」 さっきから色々考えてはいるのだが、出てくるのは唸り声と溜息ばかり。 「ほんと、どうしたもんかな〜〜……」 呟いて、すっかり冷たくなってしまったお茶に手を伸ばした時である。 「思いついたーーーーっっ!!!」 浴室の方から聞こえてきたとんでもない大声に、思わず椅子から転げ落ちそうになった。 「な、何だ……!?」 今の絶叫は確かに明穂だが、一体どうしたというのだろう? 訳が分からないまま、とりあえず気持ちを落ち着かせようと手にした湯呑みに口を付けた。と、 「カズちゃんカズちゃんカ〜〜ズ〜〜ちゃ〜〜ん!!」 廊下をバタバタと走る音と共に、ドップラー効果を伴って明穂の声が急速に近づいてくる。そして―― 「カズちゃん聞いて!」 「ぶっ」 ドアを蹴破りかねない勢いでリビングに飛び込んできた明穂の姿に、僕は盛大にお茶を噴いた。 「あのねカズちゃん。私思いついたの!!」 そんな僕の醜態など全く眼中にない様子で明穂が叫んだ。何というか、さっきまでの仏頂面が嘘のような晴れやかな表情だ。 「そうなの、難しく考えることなんてなかったのよ! どうしてもっと早く気がつかなかったのかしら。そうすれば彩乃なんかに遅れを取らずにすんだのに!」 何だかよく分からないが、自分の思いついた内容に激しくエキサイトしている様子の明穂。三平方の定理を発見した時のアルキメデスも、きっとこんな感じだったに違いない。 それはいい。それはいいのだが―― 揺れるのだ。興奮した明穂が身振りを交えて喋るのにつれてゆさゆさと。拘束するもののない、ついでに言うと遮るものもない自慢のたわわな86センチが。 そしてたわわが86センチでゆさゆさ自慢すると白い双丘の先端の桜色した愛らしい蕾もふるふると―― 「カズちゃん? どしたの赤い顔して」 「ごごごごゴメンそんなつもりじゃ――!!」 慌てて視線を下に逸らしたのは戦略的に見れば大失敗だったワケで。何となれば胸より下に目を向けたとき必然的に視界に飛び込んでくるのは―― 「ぐはっ!!」 は、鼻血出そう…… 「ちょっとカズちゃん、どうしたって言うのよ?」 「ああああきほ!」 「声、裏返ってるわよ」 「いやだから、ええと、その、何というか、あの……」 「こーらっ、カズちゃん! 男の子なんだからもっとしゃんとしなさい! それと、いつも言ってるけど、人と話すときは目を逸らさないのっ」 無理っ!! っていうか、わざとか、わざと言ってるのか? それとも本当に気づいてないのか? 「だから! あ、あのね、明穂!」 腰に手を当て、反対の手でぴっと指差すお得意のポーズの彼女に向かって、やけくそ気味に僕は叫んでいた。 「せめてバスタオルで身体隠すとかしてよ!!」 「え?」 僕の言葉に、今さらながらにびしょびしょに濡れた自分の身体を見下ろす明穂。 重力に逆らって誇らしげに自己主張する豊かな胸。本人はいつも太りすぎを警戒してるけどダイエットの必要など全く感じさせないきゅっとくびれた腰。そしてすらりと健康的に伸びた脚―― 浴室からからそのまま飛び出してきたであろうその肢体は、古典的表現を許してもらえるなら、いわゆる『生まれたままの姿』というやつである。 「……………………あれ?」 ぽかんと間の抜けた表情を浮かべていた明穂の顔に、徐々に理解の色が広がっていく。 彼女が身じろぎした拍子に、胸の曲線に沿って水滴が一筋滑り落ちた。そのまま、絹のように滑らかなお腹の皮膚の上をなぞるように伝っていったかと思うと、太腿の付け根の薄毛に飾られた丘へと辿り着く。 卒倒しそうなくらい艶めかしい光景だ。 と、顔を上げた明穂が僕の方を見た。ふっくらした愛らしい唇が、ゆっくりと言葉を紡ぐ形に開かれる。 「き―――――」 「木……?」 それとも気だろうかと思ったその時、 「――きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!」 天地が引っくり返りそうな大声だった。確実に300デシベルはあったんじゃないか。いや適当だけど。 耳の奥がキーンとして、一瞬、機能不全を起こしそうになる。 「あ、明穂――」 早とちりしたご近所さんが警察に通報しないか心配だ。 「ばかばかばかカズちゃんの莫迦! えっち! すけべ!! 変態!!!」 「僕か!? 僕が悪いのか!?」 「悪いわよ! こっち見ないでよ! あっち向いてよぉ!!」 「さっきは目を逸らすなって言ったクセに」 「それはそれ、これはこれよぉ〜〜っ!!」 手で前を隠した明穂が、身体をくねらせながら僕に文句を言ってくる。文句というより果てしなく言いがかりのような気もするが。 ていうか、そんな格好でもじもじされると、それこそ目の遣り場に困るんですけど。 「うわぁぁぁぁぁぁんっ、カズちゃんに恥ずかしいカッコ見られた〜〜! もうお嫁にいけないよぉぉぉぉっ!!」 「あのね……」 もっと恥ずかしいことだってしてるじゃないかとも思ったが、このタイミングでそれを口にするのは自爆行為でしかないので自重する。そんなことより、 「明穂、足元が濡れてるんだから、気をつけないと滑るよ」 「何よ、私そんなにドジじゃ――ひゃぁぁぁっ!!」 「明穂っ!」 言ってるそばからツルッと足を滑らせた明穂が、前のめりに転倒する。咄嗟に飛び出した僕は、間一髪のところで彼女が床とキスする前にその身体を抱き止めた。 「か、カズちゃん……?」 「ほら、言わんこっちゃない」 柔らかな胸の膨らみの感触がダイレクトに伝わってきて、二重の意味で心臓がドキドキしていたが、何とか落ち着いた声を出すことができた。 僕の腕の中で束の間呆然としていた明穂は、しかしすぐにむーっと頬を膨らませるとこちらを睨みつけてきた。 「えと……助けてあげたのに、何で睨まれるかな?」 「なーんか、おもしろくなーい。カズちゃんいつの間にか冷静になってるし。一人で慌ててた私がばかみたいだわ」 「そんなに冷静ってわけでもないけどね……でもさ、明穂の裸を見るのは何もこれが初めてじゃないし」 「それって何度も見たからもう私の裸なんて見飽きたってことかしら?」 思いっきり背中をつねられた。 「痛い痛いっ! イタいよ明穂!」 「つーんだ――あ、でも、カズちゃん」 何かに気がついたのか、明穂は僕の胸元に視線を向けると、 「ごめん。私のせいで服、濡れちゃった、よね……?」 一転してしおらしい顔で見上げてくる。 「いいよ、そんなこと。明穂が転んで怪我とかするのに比べたら大したことじゃない」 確かに濡れた明穂の身体を抱きかかえて、僕の服もじっとり水気を吸ってしまったけれど、こうしていられるのはそれはそれで役得だ。 「でも、こんなに濡れちゃったら気持ち悪いでしょ。風邪ひく前にカズちゃんもお風呂入ってきて」 「うん、そうする――っていうか、明穂もだよ」 「え……? 私っ?――くしゅんっ!」 「ほら。そんな格好してるから、身体冷えてきてるでしょ。明穂の方こそ風邪ひかないようにしないと」 「あは……それもそうね」 「せっかくだから、一緒に入る?」 多少は邪な期待もあって提案してみたところ、 「いいけど、お風呂の中でえっちはなしよ」 あっさり見透かされて釘を刺された。 「駄目?」 「ダ〜〜メ。もうすぐつばさも帰ってくるし、第一、そんなことしてたら何のためにお風呂に入ったかわからないじゃない」 「はいはい……」 「もぉ、そんなに露骨にがっかりした顔しないの――でも……そうね」 言って、指先で僕の胸にのの字を書く明穂。 「明穂……?」 「ねえ、カズちゃん」 見上げる視線はドキリとするくらい艶っぽかった。 「不可抗力とは言え、私の裸を見た責任はとってもらうからね」 「責任って……?」 「今夜は、寝かさないわよ♪」 大好きな女の子が、これまた古典的な表現を許してもらえるならば、一糸まとわぬ裸でそんな言葉を口にして、心が騒がない男子がいるだろうか。 ――いや、ない。 今夜は寝かさない、という明穂の言葉に嘘はなかった…… さて、その翌朝。つまり、今朝のことである。 学園に着いた僕と明穂は、真っ先にある場所に向かった。 学園祭の準備期間中、姫宮祭実行委員会の活動拠点となっている会議室である。 目的は言うまでもなく、学園祭の企画申請をすることだった。 結構ギリギリの申請ではあったが、締め切りまではまだ一日あるし、さほど問題もなく申請書を受理してもらえた。 ペン習字のお手本のような達筆で明穂が申請用紙に記入したのは―― 団体名――、園芸部 そして、 企画内容――、温室喫茶 そう、これが昨夜、入浴中に明穂が思いついたアイデアだった。 僕たちが他の活動の手伝いに借り出されて引き離されてしまったのは、煎じ詰めれば自分たちの活動を何もしていなかったからだ。 ならば、僕たちも何かすればいい。 単純すぎるほど単純であるがゆえになかなか気づかなかった、まさにコロンブスの卵的な発想と言えよう。 「さあ、次は職員室にれっつごー!」 会議室を後にした明穂は、拳を上げて意気揚々と叫んだ。 僕の方は返事をする気力もない。 あの後本当に朝まで寝かせてもらえなかったし、腰は痛いし、クタクタで立っているのがやっとという有様だった。 隣を歩く明穂はというと、今にも腕を振って学園歌を歌い出しそうなくらい意気軒昂たるものである。昨夜は僕と同じことをしたハズなのに、この違いは何なのだろう。 ……つくづく女性はタフだなと思った。 園芸部の活動をするのでクラス展示の手伝いはできないと言うと、当然のことながら美幸先生は難色を示した。まあ、明穂は他の生徒五人分くらいの戦力に匹敵するので、一日で戦線離脱されては困ると先生が思うのも無理はない。 「それに、お願いした資料のまとめもまだ……」 「それならここに」 機先を制して、明穂は分厚いレポート用紙の束を先生の机に置いた。 「後はこれを模造紙に書き写すだけですけど、それは他の人たちにお願いしても問題ないですよね、先生」 にっこり笑う明穂に、美幸先生も不承不承頷くしかなかった。 「……でも、本当にこれを一晩で?」 「ええ。まあ、カズちゃんにも手を貸してもらったんですけど」 そう。あの後、明穂と二人、夜が白々と明けるまで、資料の山と格闘し、ひたすらレポート用紙に書きまくっていたのである。 ちなみに腰が痛いのは、前日の演劇部での肉体労働に加え、明穂が持ち帰った山のような資料を学校へ運ぶ役を仰せつかったからに他ならない。 賢明なる読者諸賢におかれては、まさか変な誤解はしていないと信ずるが、念のために一応断っておく。 美幸先生の方はうまく運んだが、委員長はそうもいかなかった。 「温室喫茶? 何よそれ?」 教室で委員長を捕まえて事情を話すと、予想通りのネガティブな反応が返ってきた。 「何って、温室を改造して喫茶店をやるんだけど」 「そんなのわかってるわよ。アタシが言いたいのは、このギリギリの時期になって、何でそんな手間のかかる企画やるのかってこと。去年通り温室の一般開放でいいじゃない。その方が準備も簡単だし」 「それじゃあんまり意味がないというか何というか……」 言葉を濁らせる明穂。まさか僕たち二人が一緒にいられる時間を確保したいから、敢えて手間暇かかる企画にしたと莫迦正直に打ち明ける訳にもいかない。 「とにかくっ、こっちだって鳩羽君の力が必要なんだから、今さらそんな後出しジャンケンみたいな真似されても困るわよ!」 「何よ! もともとカズちゃんは我が園芸部の副部長なんですからね。本業優先ということで、返してもらうわよっ」 明穂も委員長も、お互いの思惑などとっくにお見通しである。それに二人の言い分もそれぞれ一理あって、どっちが正しいとも言えない。 そんな訳で二人とも譲る気は全くないようだった。それはそれで仕方のないことではあるのだが―― 「あの、明穂も委員長も、そんなに力入れるとさすがに痛いんですけど」 二人して僕の右手と左手をそれぞれ掴んで、綱引きみたいに引っ張り合うのはできればやめてほしい。 結局その後美幸先生が教室にやってきて、その場は先生の預かりという形で強制終了させられたんだ。 そして昼休み。職員室に呼び出された僕たち三人に、先生が提案したのが―ー 「三方一両損?」 つまり、午後の活動の前半は僕は演劇部の手伝いをし、後半は園芸部に戻って明穂と活動する、というものだった。 「こうすれば、野乃崎さんは前半は鳩羽君抜き、委員長さんは後半鳩羽君抜き、そして鳩羽君は、本来どちらか一方だけの仕事のはずが、両方やる羽目になるわけですね〜〜」 「はあ」 「みんながそれぞれ同じだけ苦労する、という点では公平ですから、これでうまく収まると思いませんか〜〜?」 それを果たして三方一両損と言うのだろうか? あれは確か提案者の大岡越前守も損をするからこそ成立する話なのだが…… それはそれとして、現実的に考えるなら、この解決法が一番無難なのは確かである。明穂も委員長も、100パーセント満足はしていないものの、最終的にはこの調停案を飲んだのだった。 が、転んでもただでは起き上がらないのが『野乃崎明穂の天敵』、香坂彩乃女史の真骨頂である。 「それはそうと、鳩羽君がいない間、明穂一人で作業するのは大変でしょ」 一通り話が終わった後で、さりげなくそんなことを言ってきた。 「よかったら演劇部<ウチ>からそっちに一人、手の空いてるのを助っ人に回すから、好きに使ってくれて構わないわよ」 しかも、園芸部に出向という形にするので、学園祭が終わるまでずっと、臨時の園芸部員として活動させていい、とのことだった。 魅力的な提案だが、明穂は反対した。親切ごかしてはいるものの、委員長の狙いが、僕と明穂が温室という密室で二人きりになるのを阻止する点にあるのは明白だったからだ。 だとすれば、その助っ人とやらが委員長の間者であることは、ほぼ間違いない。 だが、職員室という公の場で、それを理由に強硬に反対する訳にはいかない。それに、委員長の真意はともかく、人手が欲しいのは確かだった。準備期間は限られているし、僕が午後の活動の前半を演劇部の手伝いに費やすとなると、今のままでは企画を実現させるのはかなり厳しいだろう。 そばで話を聞いていた美幸先生も、同様のことを言って委員長を支持した。 かくして―― 「なによなによなによーーーっ!! 彩乃のばかーーーっ!!!」 せっかく上昇気流に乗っていた明穂の機嫌は、昼休み終了の鐘が鳴る頃には、再び加速度的に悪くなってしまったんだ。 そして、 「あ、あの〜〜……、すみません、園芸部はこちらでいいんでしょうか……?」 委員長の勅命を奉じた佐倉麻里さんが、体育館裏の温室へとやってくるのは、その五分後のことである―― (つづく) ![]() ↑前編に比べて長くなっちゃった。テヘッ web拍手を送る |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
ええっ、いいんちょってこんなに出来る子だったっけ!? |
mata 2008/06/22 21:41 |
mataさんへ |
miya 2008/06/22 22:55 |
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