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zoom RSS 「水平線まで何マイル?」感想

<<   作成日時 : 2008/10/19 16:07   >>

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こんばんは。どこを探しても押忍!ボタンが売ってなくてちょっと凹んでいるmiyaという者です。


実は↑を書いたのは先週だったりします(爆
こむぎさん成分が不足しているためか、なかなか調子が出ません(マテ
とりあえず、来週再発される「ゆきうた」に期待ですね。



ニコ動のプレイ動画をちょこっと見たんですが、こむぎさん演じる先生のボイスがなにげに明穂っぽい声なのがいいですね。でもこのゲーム、結構鬱ゲーらしいんだよなあ。特に先生の√はかなり救いがないっぽいらしいorz


まあ、それはそれとして――













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だいぶ遅くなりましたが、「水平線まで何マイル?」感想です。
各ヒロイン√感想で内容については書いているので、ここではなるべくネタバレなしの方向でまとめていきます。どうしてもヤバそうなところは例によって反転ということで。



シナリオ

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批評空間とか見ると、相変わらず、面白いくらいに叩かれまくってますね。
シナリオ重視の人にはいろいろと不満の多い出来なのだと思います。が、体験版感想でも書きましたが、ヒロインがどの娘も魅力的という時点で、シナリオは正直二の次になりましたので(爆)、何度も言ってるように、個人的にはそんなに大きな不満はなかったです。テキストも読みやすかったし所々ねじ込まれるマニアックなネタも嬉しかったです(ただし誤植だけはどうにかしてほしかった。これについては後述)。

「飛行機を作って飛ばす(だけの)」話だということは、体験版をやった時点で見当がついてましたから、後半の展開、ヒロインとの恋愛、そして大会当日からラストへと至る流れと、ストーリー自体はどれも普通によかったと思います。

「恋愛描写が薄い」という批判は確かにその通りなんですが(Hイベントも1回しかないですし)、逆にこのストーリー展開で主人公とヒロインが普通の恋愛ゲーみたいにイチャイチャしていると、肝心の飛行機製作その他に影響が出てきてしまいますしね。この辺の匙加減は難しいところなんですが、このゲームの設定上、恋愛成分が薄くなってしまうのは仕方のないことでしょう。

「転と結が弱い」については、人によって受け止め方が違うかなと思ってみたり。少なくとも僕は別に気にならなかったです(ただしシナリオとは別の次元で物足りないところはありました。これは後述)。

他によく見かけた批判として、「ヒロインがみんなありえないくらいにスペックが高すぎる」というのがありました。まあ確かにその通りですね(爆 それを「普通ありえねーだろ、でもそれが最高だぜ」と面白がるか「そんなご都合主義が現実にあるか!」と憤慨するかで評価が変わってくると思います。僕がどちらであるかは、言うまでもありませんね。


あ、そうそう。シナリオについてあえて言うとしたら、最初にクリアした朋夏√を除いて、他は割と淡々とストーリーが進んでいくシナリオだったのが気になったくらいでしょうか。あと一つくらい熱い展開の燃えるシナリオがあってもよかったかなとは思いました。


あと、あまり指摘されてないことですが、伏線の張り方が地味に上手な作品だったと思います。それでも、未回収の伏線がいくつかありましたね。<一応反転>主人公の友人上村と、執行委員会副委員長のカミムラくんとの関係(たぶん同一人物)とか、上村が宇宙科学会の情報をいち早く入手していることと、会長が委員長の裏情報に精通していることの因果関係(たぶん互いに情報交換している)とか。<反転終わり>ここらへん、もしFDがでるとしたら触れてくれると嬉しいなあとか思ったりしますw


批評空間の批判的なレビューを読んで一つ思ったのは、上述のご都合主義やシナリオの弱さがこれだけ目立ってしまったのは(シナリオ自体の問題もあるのでしょうが)、この作品がSFでもファンタジーでもない(一応少し先の時代の話ですが)、地に足の着いた世界の話だからではないでしょうか。↑のようなハイスペックなヒロインはSFやファンタジーの世界ではそれほど珍しくありません。超展開だって日常茶飯事です(死んだ恋人が幽霊になって戻ってきたり、とか)。
そういう意味で、ごく普通の現実的な世界で、割とフツーな出来事を描く話を作ることの難しさというか面倒くささというか、そんなことを感じさせたゲームでもあります。




絵、音楽、CV

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文句なしです。

絵は、もちろん好みはあるのでしょうが、あの美麗なCGだけで満足でしたね。
音楽も、歌、BGMともに作品の雰囲気をうまく盛り上げていたと思います。
3曲ある歌は、個人的には挿入歌>OP>EDという感じですが、どれも好きです。片霧さんの歌うOPの評判があんまりよくないように思うんですが、そんなにアレですかねえ。テンポが良くて、結構好きなんですけど。



茶太さんの歌う「水平線まで何マイル?」は歌自体もそうですが、流すタイミングが最高でしたね。1回しか使われなかったのがもったいなさすぎですが、逆に言えばピンポイントであそこでだけ使われたからこそあれほどの感動を与えてくれたのでしょう(余人はいざ知らず、僕はあそこで泣きました)。



CVはヒロインはもちろん、男性キャラも申し分なし。
若本は言うまでもないんですが、意外だったのがいちごみるく。「ハル○」や「らき○すた」のときと違ってこういうキャラもできるんだというのが驚きでした。まあ基本ウザいキャラなんですが(爆 あの立て板に水式の語りはよかったです。頑張れいちごみるく! 第2の千葉繁と呼ばれる日はそう遠くない(←って、あんまり嬉しくない?

あと、立ち絵もない、出番もちょっとしかない千鳥水面のCVが成瀬未亜さんって贅沢すぎ。もしかしたら当初は攻略対象だったのでは?
↑と思ったら、ABHARのOHPに水面のキャラデザが公開されていた。もっと早く出してくれ!!




演出

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実を言うと、シナリオには特に文句はないのですが、演出面についてはいろいろと言いたいことのあるmiyaだったりします。

多分このゲームをプレイした多くの人が感じたことだとは思いますが――



飛行機を飛ばす話なのに飛行シーンをきちんと見せないというのはどう考えても間違ってるだろう!



どの√も3回ないし4回は飛行機の飛ぶシーンがあるんですが、精々大会の場面でちょこっと絵が出る程度で、後はほとんどテキストオンリー。「俺たちの機体が飛び立った」とか主人公に説明されても、臨場感に欠ける感は否めません。

<ネタバレにつき一応反転>
空を目指すのって、こんなに楽しいことなんだね
<反転終わり>

と、会長√のラストで会長に言わせても、肝心の飛行シーンがないのでは、せっかくの決めの台詞が生きてきません(泣 どうして飛行シーンをきちんとみせてくれなかったか、理解に苦しみます。

いや嘘ですけど(爆

わかるんですよ。なんとなく。演出の意図は。
ダイナミックな飛行シーンを描こうとすれば、必然的にパイロット視点にならざるを得ません。が、このゲームは一貫して視点は主人公のそれに固定されているわけで。視点の混乱を避けるという前提に立つならば、パイロット視点は入れられないという考えは理解できます。

が、結果的に飛行シーンの欠如がこれだけ叩かれている以上、そうした演出意図は明らかに戦略ミスと言わざるを得ません。

この点だけは返す返すも残念です。爽快感溢れる飛行シーンを、フルアニメーションで見せてくれれば、批評空間の平均点も確実に10点くらいはアップしたと思うんですがね〜〜。


飛行機関連でもう一つ言っておくと、肝心の飛行機の絵の見せ方もあっさり風味で物足りないです。重要なガジェットなんだから、飛行機の登場シーンはイベントCGでババーンと見せるくらいしてもよかったのではないでしょうか。





次に、ワイド画面はいいのですが、それを生かした演出を見せてほしかったと思います。
一枚絵は問題ないのですが、立ち絵の場面になると、画面の右半分がテキストウィンドウとして使われてしまいます。↓

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そのため、立ち絵は常に一人しか出てこない状態。これではせっかくのワイド画面が全く生かされません。宝の持ち腐れ、勿体無い。


どうせワイド画面を使うのであれば、

画像


せめて、これくらいはやってくれないとね。




で、その立ち絵なんですけど、絵自体は絵もキレイで、バリエーションも表情差分も多くて言うことなしw
が、やっぱり見せ方に難あり(泣

上半身と顔のアップだけで、全身サイズがないのが痛すぎます。

OHPを見ると、例えば湖景は黒のストッキング、姉の陽向は白のソックスとキャラによってデザインに違いがあるのですが、立ち絵では下半身が見えないのでそれが分かりません。

何より、何より(←大事なことなので2回言う



会長の、あの怪しからんハイレグ水着の、そのハイレグカットを、立ち絵で心行くまで堪能したかったのに見られないというのはまったくもって許しがたい暴挙でありここに厳重に抗議するもので(殴




……いや失礼、つい興奮してしまいました。
会長の神秘のデルタゾーンもそうなんですが、さらに問題なのは教官です↓

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設定では教官は事故で片足を悪くして杖を突いているということになっているのですが、この立ち絵だとそもそも杖が見えません。そのため√の後半でテキストで触れられるまで、杖のことはわからないという有様。これは由々しき問題です。

というのも、「役柄が教官=コーチ」「足が悪くて杖を使用」「CVが若本」とくれば、多分誰もが頭に思い浮かべるのは某トップを狙うアニメのはずですよね。ていうか、それゆえにこその若本器用ではなかったのではないでしょうか。そういう意味で、一番重要な小道具である杖を画面で見せない演出には首を傾げざるを得ません。




他もろもろ

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ゲームの内容とは直接関係ないところでも、看過できない問題があるのはちょっと残念でした。

あのバグの多さは何とかならなかったんでしょうか。

パッチ当てても全然直ってないよ。


体験版ではほとんど気にならなかったのに、製品版の特に√後半になってテキストミスがボロボロ出てきたのには閉口しました。
これまで、運よくというかそんなにひどいバグのあるゲームには当たらなかったんですが、これはゲームの出来とは全く何の関係もない次元で印象を悪くするミスなので最悪でしたね。

特に、一番楽しみにしていた会長√でテキストのミスが頻出したのは泣くに泣けなかったです。


<18歳未満のお友達は反転しちゃダメですぅ〜>
ボタンを探って外していくと、ふとつの見事な胸がぽろんとまろび出た。
<反転終わり>


会長√の、いちばん期待したイベントなのに――

……ふとつに泣いたorz



よりによって発売日当日に修正パッチを出していること、同じく当日にパッケージの印刷ミスを報告していることなど、発売日に出すためにかなり無理をした感が濃厚に漂ってきます。デバッグにどの程度時間がかけられたのか、ちょっと不安です。

しかもこれだけ誤植やミスが残っているのに未だにパッチの最新版が出ないとか、ちょっとメーカーのモラルを問いたくなるようなところも多々あったり。
(OHPではカウントダウン企画と謳っていますが、ミニゲームのもぐらアタックも本当なら製品版に同梱すべきものだったのではないかという疑いが捨て切れません)









というわけで、まとめ。

体験版感想その他では散々持ち上げた作品ですが、上記のようにゲームの内容とは直接関係のないところでミスが目立ち、そのためゲーム自体の印象がちょっと悪くなってしまったのは返す返すも残念でした。

とはいえ、個人的には十分佳作〜良作レベルに達しているとは思います。ホント、臨場感溢れる飛行シーンがあれば文句なしに傑作、さらにシナリオでもう一押しあればそれ以上の出来だったと思います。

繰り返しになりますが、僕としてはヒロインが魅力的という時点でどんな欠点も許せちゃう感じだったので、フルコンプして大変満足しました。

ただ、批評空間等の意見はある意味客観的なシビアな評価が多かったわけで、それらを踏まえて、メーカーさんは次の作品を出すときにはさらに上を目指して欲しいと思います。

まあ、バグやらパッチやらに関しては、もうちょい誠意を見せて欲しいなと思ってみたり。

ただ、先日の更新で新しい企画を出したりと、結構頑張っているところがあるのは確かなので、そこは素直に評価してもいいかな、と(←上から目線禁止!



とりあえず、キャラが気に入った人、CVに贔屓の人が出ているという人、絵が好みだという人は、買ってみてもいいと思いますよ。低評価が影響してか、今ならソフでも3K切ってますし。
変に期待しないでやった方が楽しめる人も多いかもしれませんね。


というわけで、「水平線まで何マイル?」についてはとりあえずここまで。まだ言い足りないこととかもあるけれど、それはまた機会があればということにします。久しぶりに長ったらしい文章書いたけど、読んでくれた人ありがとう。ではでは〜〜。



↑さて、そろそろASの方もなんとかしないと……(汗

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
レビューおつです。
僕もこの作品は突っ込みどこ満載ですwww
序盤はよかったんですがね・・・
バグも・・・ね?
でも今の中古価格なら買ってもいいかも。
k2
2008/10/19 22:21
こんばんは。今日は完徹仕事。
明日の夜まで目は閉じませんよ?

>どこを探しても押忍!ボタンが売ってなくて
miyaさん的に、1(シークレット含)、2、3、7が
当たりでしょうか。他はノンボイスですし。
それに、まあ、玩具ですから。それなりにアレです。
それでもッ! なら、ヨーカドー等も探索先に。

>水平線まで何マイル?
うう、買ってみようかな。積みゲがついに3本に
なってまうけど。

では。
mata
2008/10/20 00:09
初めましてです。

「水平線まで何マイル?」
気になっていた点を全部指摘してくださりありがとうございます管理人様
(笑)
作品として、悪くは無い。むしろ良い。
良いんだけど、全体的に少しボリューム不足な気がしました。
無理やり納期に合わせたような。
発売延期してでもいいからきっちりと仕上げた方がよかったのではと
感じたのですが、そこは大人の事情もあるんでしょうねー。
気に入っている作品なので、つくづく惜しい。
ギガパッチまでは求めないから、せめて誤字だけは直してほしい…。

水面はファンディスク要因にするつもりでは?と予想してみます。
水面視点から主人公とヒロイン、宇宙科学会のその後を見ていくとか。
ただこれだけ悪評が流れてしまうと出しづらいかも?

乱文失礼いたしました。
では。
grg
2008/10/20 23:55
追伸。
追加で未開封1BOX確保。
来月半ば、miyaさんの都合がつけば御引渡し可。
もしどうしても御入用ならば。

ま、そろそろフツーに出回り始めるとは思いますが。
mata
2008/10/22 18:06
コメレスです
遅くなって申し訳アリマセン(汗
k2さんへ
>突っ込みどこ
僕の中ではその突っ込みどころすら愛しく感じられるような作品です♪
あ、でも、バグは愛しくないですが(爆

>mataさんへ
すマイルは体験版を試してみて、合えば買いだと思いますよ。
基本的にあんな感じでラストまで進んでいくので。

>押忍!ボタン
お心遣い有難うございます。
あの後近隣のヨーカドー、ハンズ、トイざらす等チェックして無事GETできました(正確にはあと1つなんですが、これはノンボイスらしいのでスルーしてもいいでしょう)。
PCゲームに比べると確かに音質とか物足りないですが、やっぱりこむぎボイスは最高ですね。
恥ずかしいので外で押せないのが唯一欠点ですがw

grgさんへ
初めましてです。
ボリュームに関しては、ED後のイチャラブ成分がもう少しあってもよかったかなーとは思います。
その辺りを補完するようなFDを出してくれたら言うことないんですけどね。

水面はでも、ホントにFDで出てきそうな感じですね。OHPとか見てみると。
miya
2008/10/25 00:31

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