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zoom RSS 最近読んだ本

<<   作成日時 : 2009/04/23 22:53   >>

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ヒネリもセンスもないタイトルでスミマセン(焦

ひところに比べ格段に読書量が落ちているmiyaという者です。

突然ですが質問タイムです皆の衆。皆さんは月にどれくらい本を読みますか。漫画とか雑誌とかは除いてですけど。

僕は正直、そんなに読んでないです。やっぱ社会人になると起きてる時間の大半を仕事にとられるし、しかも最近はゲームだ何だと他に時間使ってますからね。昔に比べて格段に読書量、落ちてますねえ。

通勤の電車の中、それと仕事帰りにお茶してる時くらいでしょうか。腰を据えて本読んでるのって。

そんなんだから、月間読書量は平均10冊前後ってとこですね。世間一般の○十代男性の読書量として多いか少ないか分かりませんが。

というわけで、以下、ここひと月で読んだ本の紹介と簡単な感想。ほぼラノベずくしですがそこは突っ込まないのがお約束w


「塩の街」(有川浩/メディアワークス)
突然現れた巨大な塩の結晶。塩に侵食されていく世界。〈塩害〉と呼ばれる、人が塩の塊に変じていく謎の現象により、人類は徐々に滅亡へと近づいていった。
〈塩害〉で両親を失った少女、真奈と、ひょんなことから彼女を助けた男、秋庭。崩壊寸前の東京で、それでも穏やかな日々を過ごす2人。だが、秋庭の知り合い、入江の出現が2人の運命を変えた――


「海の底」を読んで以来の有川ファンです。その割にデビュー作の「塩の街」は今まで手を付けてなかった(汗 今回、もともと電撃文庫で出たやつにアフターストーリーを加えて単行本化された完全版を読みました。
なんというか、〈自衛隊+ハードな設定+甘々でういういな恋愛モノ〉という有川作品のスタイルは、デビュー作で既に確立されていたのですね。
あとがきで有川さんが言われているように、高校生の真奈と20代後半の秋庭という年の差カップルは、電撃的にはちょっと共感されにくい設定といえるので、これは単行本化されて正解でしょう。欲を言えばアフターは別巻にして、本編を「空の中」「海の底」並のボリュームに加筆してくれれば言うことなかったんですが。
ひとまわり近く年が離れているのに、こと恋愛となるとてんでだらしがない男と、そんなヘタレ主人公よりよっぽど腰の据わっているヒロインという組み合わせも有川作品の魅力。
そんな主役かっぷるだけでなく、変人入江をはじめ、彼らを取り巻く人々も魅力的でおススメですw


「鬼切り夜鳥子 2 京都ミステリーツアー」(桝田省治/ファミ通文庫)
ヒロイン駒子の身体に宿ったのは、平安時代の女陰陽師、夜鳥子(ヌエコ)の霊だった。現代に蘇った「鬼」を退治するために、駒子は夜鳥子と共に今日も闘う!

というのが基本コンセプトのシリーズ2作目。今回は修学旅行編ということで、夜鳥子の古巣である京都が舞台。数百年ぶりに目にする京の都の変わりように嘆いたり文句を言ったりする夜鳥子が笑えます。
前作では謎だらけだった夜鳥子の過去が少しだけ明かされたり、駒子の幼馴染みである主人公久遠と夜鳥子の意外な関係がほのめかされたり、その結果〈夜鳥子―久遠―駒子〉と微妙な三角関係に発展しそうだったりします。ていうか京都の観光名所をあんな風に破壊しまくっていいのか君たち。
ちなみに、作者の桝田氏は夜鳥子と駒子の声のイメージを「高山みなみさん」と言っていますが――


どう見ても青山ゆかりんだろう!!


「インシテミル」(米澤穂信/文芸春秋)
求人広告に載っていた、高額なアルバイト。それぞれの事情からバイトに募集した12人の男女は〈暗鬼館〉と呼ばれる館へ招かれる。この先彼らを待ち受ける惨劇も知らずに――

ミステリで言うところの「クローズド・サークル」もの。そして「古典部シリーズ」「小市民シリーズ」の米澤氏の作品とは思えないほど、人がばたばた死んでいきます。
面白い。文句なしに面白いけど、普段あんまり推理小説とか読まない人には勧められないタイプの本。人を選ぶと思います。すれたミステリファン向け、かな。ちなみにタイトルの意味は今いち不明です。調べたんだけど忘れました(爆


「彼女は帰星子女 1」(上野遊/電撃文庫)
史上初、宇宙人との間で締結された友好条約。地球との友好関係発展のため、宇宙人側は人的交流の一環として、宇宙人の代表を地球に帰化させることにした。そうして、いくつかの偶然と必然が組み合わさった結果、主人公の家にやってきたのは、宇宙人と地球人のハーフの女の子だった。


ええと、それってどこのエロゲー

なんて思ってしまったのは、イラストを担当してるのが「モノごころ、モノむすめ」「遊撃警艦パトベセル」のあかざ氏だからというのもあるからでしょう。てか、これがメイビーだったら、最初の50ページくらいで確実に初Hに突入してますね(爆
「モノモノ」「パトベ」つながりで言うのなら、CVのイメージは、ツンデレ侍言葉の帰星子女のヒロインは風音様、ほんわかしてるようで侮りがたい主人公の姉はこむぎさん、見た目ロリな自衛隊工作員は草柳さんで決まりでしょう。


「カレとカノジョと召喚魔法 1〜3」(上月司/電撃文庫)
八年前。事故で大ケガをした幼馴染みのカノジョを救うために、カレは独力で悪魔を召喚した。悪魔は医者も匙を投げたカノジョのケガを治す代わりに、ある条件を出す。治療の代償として、カレからあるものを奪うこと。ただし、日本中のどこかに隠れている悪魔を見つけたら、奪ったものは返す――究極の〈かくれんぼ〉が始まった


・1巻読了後直ちに、近隣の本屋を回って2巻から5巻までまとめ買いする。
・最終巻である第6巻だけ見当たらなかったので、翌日の仕事帰りに横浜周辺の目ぼしい本屋(古本屋含む)を探し回る。
・それでも見つからなかったのでネットで購入しようとしたところ、在庫切れであることが判明orz
・なおも検索。1000円強+送料かかるけど古本で出てるのを発見。即購入←今ココ

なるべく冷静に書いたつもり(煩悩前回にするといつもの手の付けられない文章になるので)ですが、要するに、思いっきりハマったということです。

ここ最近読んだ本の中では断トツにイイ。ストーリーや設定がどうこう以前に、ツボにはまったとしか言いようがない。
ヒロインが闘う女の子であること。ボーイ・ミーツ・ガールが主流の電撃にしては珍しく、ヒロイン視点で物語が進むこと。どれも僕の琴線にビンビンに響いてきます。特に、貧乳という、miya的には致命的なハンデをものともせずこちらの萌えポイントを確実にヒットしてきたカノジョこと白銀雪子の、強さとか弱さとか凛々しさとか脆さとか、そういった全部をひっくるめた、一人の恋する女の子としてのあり様がもう最高すぎる。いや本当に。ここまでメインヒロインに惹かれたのって、たぶん明穂以来じゃないかな。

〈荒雪姫〉の異名をとり、口より先に足が出るカノジョのCVイメージは、佐本ふーりんで決まりと思うのだがどうかw


「トルネード!」(伊吹秀明/HJ文庫)
格闘技オタクの主人公が耳にした噂。それは「トルネード」と呼ばれる凄腕のストリートファイターの存在だった。そしてある日、彼は偶然「トルネード」の正体を知ることになる。それは、彼の居候先の少女、七味だった。

扉のぱんつ絵で購入(爆 イラストは「フルメタ」でお馴染み四季童子さん。本文イラストもパンチラ全開。サービス精神乙w
カポエラ使いのヒロインというのが斬新でしたね。前半は主人公がヒロインの正体を知るまで。後半はこの手の話の定番、異種格闘技戦。相撲、剣道、空手、それぞれの遣い手とヒロインの闘いが見どころ。
ちょっと残念だったのは、クライマックスの決勝戦があっさり気味だったこと。「カレカノ」1巻の後に読んだから余計にそんな感じがしたのかも。「カレカノ」のように、ヒロインにはもっと傷だらけになって闘ってほしかった。
それとこれは書き方の問題なんだけど、主人公の一人称で語られているため、どうしても描写が主人公の視点というフィルターを通したものとなっており、特に格闘シーンにおける臨場感が弱かったかなと。今後続きが出るのなら、できれば3人称視点にしてほしいなあ。


「ムネモシュネの娘たち2008」(大野木寛/HJ文庫)
東京――西新宿。そこに探偵事務所を構える麻生祇燐(あそうぎ りん)は一見妙齢の女性。だが、彼女にはある秘密があった。そんな燐が関わった、不思議で、苦い後味の5つの事件。

黒髪、眼鏡、大人びた雰囲気のお姉さんと、ちょっとロリの入った少女が半脱ぎになっているカバーイラスト。そして、「過激すぎにつき、取り扱いにはご注意ください」という帯のコピー。これで期待しないほうがどうかして――


詐欺だ!!


どこが過激なんだよ! 過激ってのは眼鏡のお姉さんが触手まみれにされたり輪○されたりロリで助手の娘と裸で絡み合ったりするのを言うんじゃないのかよ!? そういうの期待してたオレの気持ちはどこ持ってきゃいいんだよ!!
――という不満はさておき、お話自体は、ページ数が少ない割に伝奇ハードボイルドとしてよくできてると思います。元になったアニメの方も見たくなってきました。欲を言えばHJ文庫でなく2次元ドリームノベルで出して欲しかったけど(まだ言うか

ただ、200ページ余の文庫本が750円っていうのは納得できないぞ! 


「レジンキャストミルク」(藤原祐/電撃文庫)
〈虚軸(キャスト)〉と呼ばれる、人に似て人にあらざるモノたちと、そんな〈虚軸〉と関わりを持った少年。平穏な筈の日常が、徐々に変わっていく――

yataさんのところで紹介されて、ずっと気になってた作品。ようやく読む機会を得た訳ですが、面白かったです。基本はシリアスで鬱な設定のバトルものだけど、日常シーンが割とほのぼの風味なのがいい。
特に、主人公とは表向き従兄妹ということになっている〈虚軸〉の硝子が魅力的でした。硝子視点でのツッコミとかもう冴えまくり。とても感情を持たない〈虚軸〉とは思えません。
さりげに黒い台詞を口にする硝子ですが、最近プレイした「スズノネセブン!」のすみれに、ちょっと似てるかな。だもんで、読んでる間中、僕の頭の中では、硝子の台詞はずっと佐々留美子さんボイスで脳内変換されてましたw

タイトルをずっと「レンジキャストミルク」だと思っていたのはナイショです(焦
あとクライマックスのアレは電撃的にちょっとえろいぞww


「断章のグリムT 灰かぶり」(甲田学人/電撃文庫)
「普通の生活」を信条とする少年、蒼衣。だが、彼の「普通」は、〈神の悪夢〉と呼ばれる怪現象に遭遇したときに終わった。そして〈神の悪夢〉と戦う少女、雪乃との出会いが、彼の運命を大きく変えていく。

「レジミル」もそうですけど、この手の作品って、作中のキーワード使わずにあらすじまとめるのが意外と難しいです。
これもyataさんのところで見てずっと気になってた作品。童話をモチーフにしたダークなファンタジーです。「レジミル」はまだほのぼの日常シーンで救われるとこが多かったのですが、こちらは基本的にシリアス一辺倒な上、後味のよくない鬱展開。そういうのが苦手な人はちょっとキツいかな。後半は少しグロもあるし(「………ずちゅっ」)。ただまあ、個人的には、どうせ救いのない話にするんならこれくらいやってくれた方がスッキリ(?)するというか、ある意味爽快感はありました(マテ
ただ、この終わり方だと、孤高の戦うヒロインであるはずの雪乃が、主人公の引き立て役で終わってしまいそうなのがちょっと不安。辛い過去を引きずって頑張ってるんだから、もっと活躍させてあげてよと思ってみたり。


「笑う警官」(佐々木譲/ハルキ文庫)
札幌市内で発見された婦人警官の死体。容疑者として浮上したのは、彼女と交際のあった警官だった。やがて下される射殺命令。件の警官は、警察内部の不正について議会で証言する予定で、それを阻止したい上層部が、事件を口実に強引に射殺命令を出したのだ。警官の無実を信じる主人公佐伯警部補は、彼の命を助けるために、仲間と共に極秘に真犯人探しに乗り出す。タイムリミットは翌朝10時――

たまにはラノベじゃないのも。今度映画化されるらしい作品。前々から評判を聞いていたのと、舞台が札幌というので読んでみました。死体が発見されるアパートのある円山町とか、待ち合わせ場所ででてくるサッポロファクトリーとか、見覚えのあるところがたくさん出てくるのが別の意味で楽しかった。
そういう楽しみ方を抜きにしても面白い本でした。そんなにキャラが立っているわけじゃないし、あっと驚くストーリーという訳でもありません。発端となった婦警殺しも、どんな意外な真相がと思ったら、拍子抜けするくらいしょぼい結末でしたし。
でも、それでも面白い。巻置くあたわざるというか、読み始めたらページをめくる指が止まらないというか、とにかく「読ませる力」がハンパじゃない。ストーリー云々という以前の、これが「小説の力」なんだなということを改めて実感した次第です。

これ、でも、背景となった不正事件は実際の事件をモデルにしてるらしいのですが、その事件の結果北海道警でとんでもない人事異動が行われたと聞くと笑うに笑えないですね。あ、だから「笑う警官」なのかな?

実はこの作品、文庫化に当たってタイトルを「うたう警官」から「笑う警官」に変えたそうなのですが、改題の意味がいまひとつよく分からないんですよね。僕らの世代以上で「笑う警官」といえば、真っ先に思い出すのはスウェーデンの作家、ペ−ル・ヴァールー&マイ・シューヴァルの「マルティン・ベックシリーズ」の代表作なんですが、内容的には全然つながりないし。正直、内容で言うなら原題の「うたう警官」の方がダブル・ミーニングが効いていて面白いと思うんですけど。






↑話は変わりますが、こむぎさん(メインヒロインで)ゲームに出るって話、ガセじゃないみたいですねw

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
最近本といえば、プログラミング関連の書籍しか読んでないですorz
ラノベ読みたい……
Benta
2009/04/24 00:09
Bentaさんへ
ラノベは時々ガッとまとめて読みたくなります。
あとはミステリとホラーですかね。
今年こそは10年近く積みっ放しの「屍鬼」読まなきゃ(汗
miya
2009/04/26 23:40

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